フィンランド、21日にロシアからのガス供給停止 代替先から調達
フィンランド国営ガス会社ガスムは20日、ロシアからの天然ガスの供給が21日朝に止まると明らかにした。
「(ロシアの)ガスプロム・エクスポートは5月20日午後にガスムに、契約に基づくフィンランドへの天然ガス供給が5月21日0400GMTに停止すると通知した」とした。
「こうした状況への準備をしてきた。ガス輸送ネットワークが寸断しなければ、今後数カ月、全顧客にガスを供給できる見通し」とし、代替調達先からガスを確保し国内の顧客に供給を継続すると説明した。
ネットの反応は?
フィンランドの用意周到さには目を見張るものがある。NATO加盟を視野に入れ、ロシアの経済的な報復措置を念頭にしながら、ガスの代替的な調達先を既に確保していたというものである。
ロシアは、自ら孤立の道を選んでいる。スポーツは別とか、一般ロシア国民に罪はないとかはない。自ら孤立の道を選ぶ国には、スポーツの世界からの締め出しも、友人関係を結ばないことも必要だろう。
日本など、西側で大量にガスを輸入してる国と調整していくことになるのでは?現実的にどこからどのルートで代替調達できるのか発表しないと、それが長期的に脱ロシアに繋がるのかは不透明。
フィンランドのマリン首相も、同国がNATO に加盟することによって、天然ガスや石油など、ロシアからのエネルギーの供給が停止されることは織り込み済みだったと考えられます。
フィンランド・ロシアともに「予定の行動」
他国との繋がりは自国を守る為には必須ですが、ロシアには分からないのでしょうね
ウクライナ侵攻反対デモを許可し、今年の「戦勝記念パレード」開催を見送ったカザフスタン政府がここへきて、自国産の天然ガスをロシア領内を通らずに欧州への供給を実現できるようアゼルバイジャンと協議していくと発表。
フィンランドのロシアからの供給は10%
フィンランドがNATO入りを表明したことにより、まずロシアのターゲットになるのはフィンランドになったということで安心した国は複数あるだろう